平成20年7月10日(木)

在宅医療ソーシャルワーク(MSW)について

村上須賀子先生

村上須賀子先生

  県立広島大学保健福祉学部人間福祉学科教授


講話概要

 現在、入院期限の実態は2週間であり、退院しても単身だったり家族も高齢で介護できない場合が多い。このため、その斡旋をするソーシャルワーカーの役割は重要である。しかし、こうした在宅医療に係わる医療ソーシャルワーカーの人員は少なく、しかも、それは国家資格でもなく養成機関も少ない。国民の皆さん、そして国も、こうした実態を知っていただき、医療ソーシャルワーカーを国家資格化し、その養成機関も早急に設けていただきたい、と訴えられ、一同、明日はわが身、と深刻に受け止め、質疑応答も盛んでした。

<<前回の月例会へ  次回の月例会へ>>

TOP