国際親善部会

〇活動概要
 以前から、韓国、中国、台湾などの有志から、政府や議員間の交流は進んでいるけれども、民間の交流がはかどらないので、そうした真の親善活動の窓口となってほしい、との申し出があったことから、当団体では、この国際親善部会を設置し、民間レベルでの国際交流を活性化すべく努めている。
 特に、当団体は、韓国の漢字復活を希う学者有志からの要請により、日・韓・中、台がかつては同じ漢字文化圏として、書けば意思の疎通ができたのに、戦後日本は字画数の多い字につき一部略字化したが、台湾は全く略さない旧漢字を用いたのに対し、韓国は原則として漢字を廃してハングル文字化し、中国大陸では極端に略した簡体字を用いたため、この60年間で、もはや同じ漢字文化圏とは言えなくなってしまった。これを憂えた日・韓・中、台の学者有志は、この事態を調整すべく、国際会議を開催することになり、1991年以降、ほぼ2年に1度、各国・地域持ち回りで会議を開き、2005年の日本開催までは、漸時、協調姿勢が高まり、四カ国で字画を統一してアジアにおける共通言語への道を開こうとした。
 ところが、2年後の中国開催の会議では中国側の態度が変わり、各国の漢字を調整して共通の常用漢字をつくる意思はなく、国家の方針として、現在の簡体字に固執することを表明したため、韓国側が大反発する事態となり、いま当団体が両国の間に入って事態打開の途を探っているところである。
〇専門家
 活動概要でも述べた通り、日本、中国、韓国、台湾の学者有志を中心に構成されている。
〇内容の公表
 具体的な活動内容は、本ホームページにおいて順次公表する予定である。
〇具体的な活動実績
 この国際漢字会議は、各国・地域持ち回りで開催されており、2005年には当団体が主催して東京で行われた実績もある。

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