平成18年2月10日(金)

胡錦濤の反日行動計画
―― 日本殲滅計画 ――

浜田和幸先生

浜田和幸先生

国際未来科学研究所、ジョージ・ワシントン大学政治学博士


講話概要

 いまや中国は、世界にとっても、日本にとっても、極めて不気味な存在となっている。経済は、1987年の改革開発政策以来、驚異的な高度成長を遂げ、近年のGDP(国民総生産)は8〜9%に及んでいる。その裏には、都市部と農村部との格差が拡大し、バブルの崩壊が囁かれているが、ともあれ、その経済発展とともに、中国の軍事費は公表されている額の三倍に達するといわれ、台湾侵攻への力をつけ、一触即発の危機に対 して、米軍もその軍事力をこの方面にシフトしている。ただ、いまの中国共産党指導者・胡錦濤は、硬軟両面を使い分けており、今後の中国を占うためには、独裁者・胡錦濤の性格・政策を分析することが必要となる。
 それにつけて、今回は、アメリカの「戦略国際問題研究所」にも在籍し、長年にわたり中国を研究し、胡錦濤の政策を分析してこられた浜田和幸先生にお話いただくことにいたしました。
 そのお話は、中国の人口は、13億といわれているが、実際の人口は16億人であり、その他に海外へ華僑が4億人いる。そして、高額所得ランキングで、5百億円以上の所有者が100人おり、さらに増えている。胡錦濤主席の年頭演説では、中国には3つの武器がある。それは、(1)巨大人口による巨大マーケット、(2)四千年の歴史、(3)国家の意志、であるという。この(3)は、将に中華思想であり、それに基づき、日本を、靖国問題などで揺さぶる一方、日本企業10万社を誘引して、資金とともに、近代的技術を吸収して、世界制覇を目指している等々、戦慄すべき内容でありました。
 資料をもとに、御解説下さり、大層勉強になり、当団体も、積極的にこの問題に取り組む ことになりました。

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