平成18年4月7日(金)

北朝鮮に取り込まれる韓国の実態
―― 今、韓国で何がおこっているか ――

西岡力先生

  東京基督教大学教授、北朝鮮に拉致された日本人を救う会常任副会長


講話概要

 いま、民主主義国家であるはずの韓国が、独裁国家の北朝鮮に同調するかのような異様な動きをしております。当団体は、創立会長の岸信介元総理が、善隣友好を標榜されておりましただけに、特に、お隣の韓国とは、長年にわたり、国際漢字会議をはじめ、折に触れ、友好親善に努めてまいりました。
 ところが、近年、長年付き合ってきた親日派の韓国の方々も、日本との交流に腰が引けた感じを受けます。現に、報道でも、親日派と見られると、韓国国内でさまざまな圧力を受ける、とのことです。これは、どうしたことでしょうか。
 そこで、今回は、この方面の権威・西岡力先生に、韓国がなぜそのような風潮になったのか、その原因・実態を御解説いただき、この事態をどう打開すればよいのか、お話をいただきます。
 その内容は、韓国ではいま、北朝鮮との連合を目指す民族派と、自由民主主義を目指す保守派とに、世論が真っ二つに分かれている。なぜ今の親北政権ができたかは、学校教育における左傾教育とテレビ・新聞など報道による煽動である。すなわち、韓国版日教組がはびこって北朝鮮賛美教育・反日米思想教育を行っていること。また、韓国では国営放送から民放まで、そのトップを政府が選ぶ制度になっているので、いまの親北政 権によって世論がコントロールされていること、等々の分析・ご解説があり、一同、この実態を深刻に受け止め、日本の対策はどうあるべきか、熱心な意見交換が行われました。

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